出かける時は宿も電車も全て旅行代理店にしている。
当たり外れがあまりない。
窓口で相談すれば全てやってくれる。
(そもそもパソコンが使えない。)
今回もそうしたが、びっくりした。
パック(宿と電車)にすると相当安くなるとの事。
新幹線も“のぞみ”と“ひかり”で値段が違うのは良しとするが、
乗る時間帯によっても変わってくる。
かなり細かく設定しされている。
驚きであると同時に、「日本人ていくら細かいこと、複雑なことでもどこまでもいける」と
つくづく感じた。
確かに、ユニットバスやキッチンも事細かくチョイスできるようになっている。
土曜日は鳥羽に宿をとったが、金曜日の名古屋はどこにしようか迷った。
ホテルが食事付きの値段で、ひとり毎の金額になっている。
今は、かなりのホテルがそうなっているとの事。
「ホテルの夕食はいやだな」と言ったらかなり探すのに苦労し、結局東急ホテルになった。
これがよかった。
19日なので特別デーになっているとの事。(トーキューである。)
朝食のみ付いて8000円ちょっと。
ところが朝食は“なだ万”だった。
かなり得した気分になった。
名古屋から伊勢が意外と時間がかかる。(約2時間弱)
遷宮館、外宮、内宮という順序でまわり、
昼食は抜いて内宮のそばの横丁で何か食えばいいだろうという事になった。
伊勢に来る前に石川さんと飲んでいて、お参りの話になった。
彼は、毎年5月頃に行ってるらしい。
彼曰く「私は日の出前に五十鈴川でスッポンポンで清めてからお参りするんですよ。」
本当かな……!!
伊勢神宮は現在“式年遷宮“の最中であるが、10月2日、5日がオープンとの事。
宿は当然として、タクシーの予約もものすごいことになっているらしい。
第62回になるが、20年に一度である。
材木の問題で、かなり苦しくなっているらしい。
まさか、洋材を使うわけにはいかないし。
出雲大社が60年に一度だから、神宮も長いスパンにすればいいと思うが絶対に出来ない。
どうするのかな?
社はほとんど完成し、足元の工事が残っている程度に見えた。
頭だけ出している新しい社が日に当たり、金色に輝いている。
無塗装の桧ってこんなに光るものなの……?
全容が現れたらちょっとすごいんじゃないかな――。
初詣とか、手を合わせる時は俗人なのでいっぱい頼みごとをするが
後で考えると正宮では、ただ手を合わせただけだった。
別に神宮に頼みごとをするのは失礼だと思ったわけではない。
後日、坂寄君と伊勢の話をした。
「丹野さん。一回でいいんじゃないの。」
確かにこれはクセになる。
次は高山に行って民家でも見るか。
:tanno: