年の始めに

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

新年明けましておめでとうございます。

写真は太平洋から昇る2013年の初日の出です。

 

 

元旦に何年振りかでMOA美術館に行った。

好みは別として内・外の空間構成、ディテール等

竹中工務店の“力”を感じさせる建物である。

広重の浮世絵展が開催されていたが元旦なのにかなりの人が

いたのには驚いた。

  

 

2日は初めて起雲閣を見た。

大正半ばに別荘として建てられ、昭和にかけて増築された

“大正ロマン”をぷんぷんに感じさせる木造建築である。

麒麟の間は内壁が鮮やかな青で塗られた和室だが

書院造りとしても全く違和感がなかった。

別に壁が赤でも良いと思うし、和風建築の不思議を感じる。

 

 

3日は10数年ぶりに倉田先生宅にうかがった。

 私の仲人であり、ゼミの先生で師でもある。

先生が72歳でお亡くなりになり、

5回忌で呼ばれて以来本当に久しぶりとなるが

奥様、娘さん達、お孫さんと昔話で盛り上がりつい長居をしてしまった。

 

 

倉田邸には結婚後27歳頃から20数年間、年賀にうかがっていた。

1月3日と決まっていた。

たくさんの人が集まり、娘さん達が小さかった初期の頃は

庭に卓球台を出して遊んだりしていたが、後半は囲碁と麻雀。

酒を飲みながらの話でいつもAM2時頃お開きになるという

パターンだったと記憶している。

小さなお孫さんが倉田さんの廻りを走り回っていた記憶があるが

今24歳との事。

 

 

本当に時を感じる。

 

 

私にとって年の始めとしてのいいひとときだった。

 

 

倉田研時代は蓼科の現場、小松の現場と遠い建物を担当していたが

毎週の現場定例に倉田さんも出席されていたので必ず一晩二晩は一緒に過ごした。

また、事務所勤務の頃も帰る方向が同じという事で先生の酒のさめるのを待ち(AM2時頃)

家の側まで車で送ってもらうのが日常だった。

 

 

そんな事もあり、相当「倉田康男」を感じさせられた一人と思っている。

 

 

“年の始めに” は何もないが、今年も伊勢に行こうという事になった。

今年は景気が良いとテレビで言っているが、それは良かったり悪かったりで

長いスパンで考えればたいした事ではないように思う。

ただ原発はもう一度事故が起これば“ジ.エンド”である。

 

どこにも、誰にも、期待できないので神に祈るのみか……。

 

 

 

まぁ、良い年でありますよう――――

 

 

 

:tannno: