5月の連休は大体時間をもてあます。

 

伊勢に行こうという事になった。

 

ならば名古屋で堀口捨己設計の「八勝館」をみたいという事になり、予約をいれると

30日は茶会で貸切、1日は休みとの事。

前回と同じこととなり、残念ながらそっちは断念――。

 

 

神宮は雨だった。

3月の出雲も雪で、何か祟られている。

 

前回もそうだったが、神宮を歩いていると、何かオーラを感じる。

気のせいだろうか。

 

千数百年の間、年1500回も祭り事を行っている。

大変なことである。

来年10月の式年遷宮に向けて「せんぐう館」も、つい最近完成していた。

 

ところで、神宮の神楽殿は大江宏先生の設計である。

倉田研究室時代に机を共にした1年後輩の熊田が担当した。

建築家はどんな建物でも設計できるように訓練されていると思うが、

こういった建物は別次元である。

全く世界が違うと言ってよい。

熊田もよくまとめたものだ。

 

熊田はこの後「国立能楽堂」も担当している。

彼は、ずっと以前に早世した。

 

 

内宮はひどい雨だった。

次の日も伊勢、鳥羽は1日雨との事だったので

京都へ行くことにした。

 

早々に旅館をチェックアウトして、近鉄で京都に向かった。

車窓からの新緑がすがすがしい。

民家の屋根はほとんどが、いぶし銀に輝いた瓦が葺かれ

入母屋、寄棟、切妻で構成されている。

まさに決まりごとのように――美しい。

 

京都には昼ごろに着き、そのまま詩仙堂に向かう。

案の定、ツツジが満開だった。

5月末はサツキで庭がいっぱいになり、人も混み合うとの事だった。

感覚的に京都にはサクラは合わないと思っている。

新緑とツツジの赤が強烈に日本の四季を感じさせる。

 

例によって、近くの曼殊院に行ったが、徒歩15分が意外と苦痛…。

そこもツツジがきれいだが帰りも大変なので、次回からはパスしよう。

 

その後、久しぶりに銀閣寺に寄り、もう一泊しようと思ったが

次の日は雨とのことなので、PM600の新幹線で帰京した。

 

 

去年10月に嵐山の方に行ったが、基本的には京都駅を背にして右側の方が好きである。

清水寺、南禅寺、知恩院、銀閣寺、寂光院、三千院……。

次回は、何十年ぶりに三千院に行くことにした。

 

 

車での遠出もいいが、列車もまたいい。

今回も衝動的に直前に決めたのに、旅館も電車のチケットもすぐとれた。

 

 

まだ5日間も休みがある。

 

どうしよう……。

 

:tanno: